ユンボにまたがって

聴いた音楽の感想等々

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FINLANDS 「BI」

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2018年発表の2枚目のアルバム。 高音でキュッと鳴る声が特徴であるFINLANDS、今作でも1曲目の『PET』からその音が聴ける。二面性があるという今作は、曲の緩急がハッキリとしている。スピード感があり、途中自由に音を出すギターが特徴の『yellow boost』と…

The Fever 333 「Made an America」

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ヴォーカル、ギター、ドラムという編成で2017年に結成されたバンドによる2018年発表のデビューEP。 フロントマンであるJason Aalon Butlerは、2017年に解散したLETLIVE.というポスト・ハードコア・バンドのヴォーカル、NORMA JEANの初代ヴォーカリストによる…

Fu Manchu 「Clone of the Universe」

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ストーナー・デザートロックの雄であるFu Manchuによる4年ぶりとなる2018年発表のアルバム。 オープニングを飾る「Intelligent Worship」は乗りやすいテンポでグイグイ進んでいきつつサイケデリックなギターソロが秀逸である。どっしりと重く構えていながら…

Full of Hell 「Trumpeting Ecstasy」

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ノイズやスラッジをも内包しているアメリカのグラインドコアバンドの2017年発表の3作目。 MerzbowやThe Bodyともコラボレーション作を発表している彼らであるためノイズ要素、実験要素が強めなのではないかと思うところがあるが、今作ではグラインドコアの爆…

FINLANDS 「LOVE」

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2017年発表のミニアルバム。 メロディアスなベースラインが印象的な「カルト」は軽やかなギターが曲中に明るい印象を与えている。また「フライデー」では流行りに乗ったかのようなメロディや裏打ちドラムの楽曲となっているが、ボーカルの千切れそうな「キュ…

Friendship 「Hatred」

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千葉出身のハードコア系バンドによる2017年発表の1stフルアルバム。 相変わらず大型トラックの如く重低音を撒き散らしながら圧倒的なパワーで爆走している。特にドラムは人力の限界に挑んでいるような高速で耳を破壊しにかかる爆裂ビートである。そのためテ…

Friendship 「Ⅰ&Ⅱ」

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アメリカのSentient Ruinから2017年にリリースされた千葉県出身のハードコアバンドのFriendshipによる今まで出した音源の編集盤。 初っ端から終わりまで音の暴力といった楽曲が続く。オープニングは「Jerusalem」でわずか30秒ほどで音の洪水を巻き起こしなが…

FINLANDS 「Paper」

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女性2人組による2016年発表の1stフルアルバム。 メンバーは塩入冬湖(Gt.Vo)とコシミズカヨ(Ba.Cho)で、サポートメンバーを加えてバンド形態でやっている。高音域でもファルセットを使わないので高音域でのキリキリとした声音が曲にエモーショナルさを加えて…

Foo Fighters 「Concrete and Gold」

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キーボードのラミ・ジャフィーが正式メンバーとして加入しておよそ3年ぶり、通算9作目となるアルバム。 ロック界の良心ことデイヴ・グロールが率いるFoo Fightersの新譜。オープナーの「T-Shirt」でゆったりと幕を開ける今作。すぐさま先行リリースされてい…