ユンボにまたがって

聴いた音楽の感想等々

Celeste 「Infidèle(s)」

フランスのリヨン出身のダークハードコアバンドによる2017年発表の6枚目のアルバム。

 

ダークハードコアってなんだって感じであるがとりあえずダークな世界観のハードコアらしい。とにかくひたすら叫び続けるのであるがハードコア特有の破壊しながらの疾走感はあまりなく、重たい沈み込んでいく印象がある。サウンドは轟音系ポストロックのように厚みがありつつ歪んだギターサウンドと奥底から鳴り響くベース、疾走感よりも重厚感があり激しくありつつ緩急のあるドラム、そして暴力的なボーカルの声で成り立っている。オープニングを飾る「Cette chute brutale」からドス黒い塊がじわりじわりと押し寄せてくる印象がある。ハードコア系といっても「Tes amours noirs illusoires」や「Sombres sont tes déboires」、「(I)」などは5,6分をゆうに超える曲で、ギターサウンドの轟音感や曲の構成において静と動のつけかたなどポストロック、ポストメタルの要素が感じられる。個人的にはハードコアよりも細かいブリッジミュートの刻みやらもろもろからメタル寄りのアルバムだと思う。

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6.8/10.0