ユンボにまたがって

聴いた音楽の感想等々

Queens of the Stone Age 「Villains」

今年のフジロックにも出演していた2017年発表のQOTSAの7枚目の作品。

 

QOTSAストーナーロックバンドのKyussのギタリストだったジョシュ・オムが結成したバンドで、彼、Eagles of Death MetalとかThem Crooked Vulturesのメンバーだったりするなんかすごい人。

アルバムのオープニングの「Feet Don't Fail Me」は最初怪しげな雰囲気から一転ノリやすいビートで進み、続く「The Way You Used to Do」はさらにノリやすく踊れるような楽曲となっている。それでも尚、全体的にリフは倦怠感のあるリフで軽快さはなく、さらにギターの音は荒くQOTSAらしさを感じられる。特に「Fortress」の妖艶さと気怠さには酩酊感がある。また「Un-Reborn Again」では更に気怠さがあるリフとボーカルが印象的な楽曲である。そして最後の「Villains of Circumstance」で荘厳な気怠い雰囲気でアルバムを終える。踊れるし酩酊感と倦怠感を兼ね備えた良いアルバム。どうでもいいけどアルバムのジャケット見たときToolのforty six & 2のPVみたいだなとか思った。ToolのPVは手の平に目がある怪物だけど。

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8.5/10.0